戸建て住宅の売却期間の目安|素早く売るコツや売れないときの対処法

戸建て住宅の売却を考えているなら、売るためにどれくらいの期間がかかるのかを知っておくことが大切です。売却期間の目安を把握しておくことで、売却スケジュールを立てやすくなります。

また、家を売る際には、素早く売るためのコツや売却が上手くいかないときの対処法などもあります。売却期間の目安から売るためのコツなどを知り、スムーズに戸建て住宅の売却を成功させましょう。

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平均的な売却期間

戸建て住宅の売却期間は、3ヶ月から11ヶ月程度必要です。実際にどれくらいの期間で売れるかは、次の要因によって異なります。

  • 売却条件
  • 戸建て住宅の築年数
  • 住宅の所在地
  • 売却活動の内容

家の状態や売却価格など、条件面がよい物件ほど、素早く売れる傾向にあります。また、築年数で見ると、築浅物件のほうが売れやすいです。

戸建て住宅がどこにあるかも重要なポイントであり、交通アクセスがよかったり、人気のエリアにあったりすると、スムーズに売却できます。不動産会社による売却活動も重要であり、適切な内容で積極的に営業をしてくれる場合は、素早く売却しやすいです。

売却期間は諸条件によって異なり、平均よりも短い期間で売れることもありますが、条件が悪いと1年以上かかってしまうこともあります。

戸建て売却期間のそれぞれのポイントの目安

戸建て住宅の売却は、次のステップで行います。

  1. 不動産査定を依頼する
  2. 不動産会社と媒介契約締結
  3. 売却活動の準備
  4. 売却活動
  5. 売買契約
  6. 代金の決済と引き渡し

それぞれポイントでどれくらいの期間がかかるのかを知り、全体の売却期間の目安を把握しておきましょう。

不動産査定を依頼する

家を売るには、不動産会社による査定を受け、どれくらいで売れるのかを把握しておきます。査定結果を参考にすることで、売り出す際の条件やどの不動産会社に売却を依頼するかを決めやすくなります。

同じ家でも不動産会社によって提示する条件は異なるため、より好条件での売却を目指すには複数社から査定を受け、結果を比較しておくことが大切です。

一括査定サイトのすまいステップなら、ネット上で物件情報を登録すると、一度に複数社から査定を受けられます。複数社の査定結果を効率的に比較できるため、スムーズに売却を進めやすくなります。不動産会社による査定と結果の比較は、大体1~2週間程度かかると考えましょう。

不動産会社と媒介契約締結

査定結果をもとに売却を依頼する不動産会社を決めます。どの業者にするか決めたなら、不動産会社と媒介契約を結びましょう。媒介契約には3つの種類があり、それぞれで特徴が異なります。

項目一般媒介契約専任媒介契約専属専任媒介契約
複数の不動産会社に依頼し契約できるかできる(明示型の場合、複数の不動産会社に依頼した場合は通知義務がある)できないできない
自分で買い手を見つけて契約できるかできるできるできない
販売状況の不動産会社から依頼主への報告義務とその頻度報告義務はない(任意で報告を求めることは可能)2週間に1回以上1週間に1回以上
レインズへの登録義務登録義務はない(任意で登録は可能)媒介契約から7日以内媒介契約から5日以内
契約期間法律上での決まりはないが、行政指導は3ヶ月以内3ヶ月以内3ヶ月以内

不動産情報サイトのレインズへの登録義務や売却活動の報告義務の頻度、個人で買主を探して契約できるかなどが、契約の種類ごとに異なります。不動産会社の選定や媒介契約の選択、不動産会社との媒介契約の締結には2週間程度かかることが多いです。

売却活動の準備

不動産会社と媒介契約を結んだ後は、売却活動の準備を行います。準備にはおよそ1ヶ月程度かかることが多いです。事前にすべき準備としては、売り出し価格の決定や売却に必要な書類の用意などがあげられます。

売り出し価格は査定価格や戸建て住宅の固定資産税評価額、希望する売却価格などを参考にして、不動産会社の担当者と相談しながら決めましょう。事前に用意しておきたい書類としては、次のものがあげられます。

  • 身分証明書
  • 実印
  • 印鑑登録証明書
  • 登記済証または登記識別情報
  • 固定資産税納税納通知書

必要な書類の詳細は、売却を依頼する不動産会社によって異なることがあるため、事前になにが必要かを聞いておき、揃えておくと売却活動をスムーズに進められます。

売却活動

売却活動では、不動産ポータルサイトへの物件情報の公開やチラシなどの広告の作成などを行います。売却活動は不動産会社が行ってくれますが、実際にかかる期間はさまざまです。

不動産会社が積極的に売却活動を行い、かつ売り出している戸建て住宅の条件がよいなら、1ヶ月程度で購入希望者が見つかる場合もあります。

売却活動が上手くいかないと、3ヶ月以上経過しても購入希望者が現れないこともあるため、売れないと感じたなら活動内容の見直しが重要です。物件情報を公開し、購入希望者が見つかったならスケジュールの調整をして、内覧対応を行います。

売買契約

内覧対応をし、購入希望者が買いたいと申し出たなら条件交渉をして売買契約を締結します。内覧から売買契約の締結までには、2週間程度かかることが多いです。

契約時には引き渡し日や売却価格、その他契約破棄となった場合の対応などを相談し、双方が合意する内容を契約書に記します。また、売買契約締結時には手付金を買主から受け取りますが、この金額も契約書に記載しておきましょう。手付金をいくらにするかは双方で話し合って決めますが、相場は売却価格の10%程度です。

代金の決済と引き渡し

売買契約締結後に、契約書で定めたスケジュールに従って代金の決済を受け、住宅の引き渡しを行います。決済と引き渡しは基本的には同日ですが、契約書で定めた場合は別の日に行うことも可能です。

決済を受けるには買主の住宅ローン審査が通るまで待つ必要があるため、契約から決済、引き渡しまでは1~2ヶ月程度かかることが多いです。買主から決済を受けた後は、所有権の移転登記を行い、家の鍵を渡して引き渡しは完了します。

不動産会社に仲介を依頼している場合は、売買契約締結時に仲介手数料の半額を、引き渡しを完了してから残りの半分を支払うことになります。

戸建てを早く売却するコツ

戸建て住宅を素早く売却するには、覚えておきたいコツがいくつかあります。

  • 不動産会社選びが重要
  • 内覧準備をしっかりする
  • 適切な時期に売却に出す
  • 適切な価格設定
  • 十分な売却活動
  • 媒介契約の種類を変える

コツを把握して売却活動に臨むことで、平均かあるいはより短期間での売却が実現します。

不動産会社選びが重要

スムーズな売却を目指すには、不動産会社選びが重要です。不動産会社によって得意分野は異なるため、スムーズに売るには売却に強みを持つ業者を選びましょう。

また、売却に強い不動産会社の中でも、マンション売却と戸建て売却のどちらに強みを持つかが異なることもあります。そのため、戸建て住宅の売却を得意とする不動産会社を選ぶことが、素早く売るためのコツといえます。

条件のよい家であっても、不動産会社の売却活動の内容次第では、素早く売れないことも多いです。そのため、熱心に売却活動を行ってくれる、信頼できる不動産会社を見つけることが、戸建て住宅をスムーズに売るためには重要であると考えましょう。

内覧準備をしっかりする

購入希望者に好印象を与え、売買契約をスムーズに締結するには、内覧準備を念入りに行うことが大切です。好印象を与えるために部屋をきれいに掃除したり、広く見えるように不用品を片付けたりなど、内覧前にやっておくべき準備はさまざまあります。

特に玄関や水回りは汚れが目立ちやすく、見られやすいポイントであるため、念入りに掃除しておきましょう。リビングなどの生活の起点となる部分は、きれいに片づけておくことが大切です。

内覧時には売主も立ち会うことができ、購入希望者から物件について質問されることもあります。住んでいるからこそわかる魅力を上手にアピールできると、購入意欲を高めやすくなるため、事前に質問内容を想定しておき、スムーズに答えられるように準備しておきましょう。

適切な時期に売却に出す

家はいつ売り出すかも重要であり、不動産需要が伸びる時期を狙うことで、戸建て住宅は売れやすくなります。おすすめの時期は2~3月と9~10月です。

2~3月は4月からの新生活に向けて不動産需要が高まるため、他の時期よりも売れやすいでしょう。9~10月は転勤が多いため、この時期も不動産需要は高まります。

また、スムーズに売るためには、周囲に似たような条件の物件が売り出されているかもチェックしておくことが大切です。近隣に類似物件が多く売り出されている場合は、競合多数で売れづらくなりやすいです。

競合物件が少ないと、市場の需要を獲得しやすくなるため、類似物件の売り出しが少ない時期を選んで売却に臨むことも、戸建て住宅をスムーズに売るためのコツといえます。

適切な価格設定

スムーズに売るためには価格設定も重要であり、相場に合わせた金額で売り出しましょう。相場より高値で売り出してしまうと、購入希望者が現れづらくなり、売却期間が長引いてしまうことが多いです。

売り出し価格は不動産会社の担当者と相談しながら決めましょう。査定価格はあくまでも目安であり、その金額が売り出し価格として適切であるとは限りません。市場での需要を確認しながら、査定価格よりも高くしてよいのか、あるいは下げたほうがよいのかを判断することが大切です。

素早く売ることだけを考えるなら、売り出し価格は低く設定することがおすすめです。売却による利益は減るものの、安値で売り出すことで買い手はつきやすく、素早く売却できます。

十分な売却活動

素早い売却を目指すには、不動産会社による売却活動が十分に行われている必要があります。多くの人の目に留まるように広告を出したり、複数の不動産ポータルサイトに物件情報が公開されていたりすると、購入希望者を見つけやすいでしょう。

また、広告に掲載している物件写真も確認しておき、家の魅力が伝わるものが使用することも大切です。写真が不適切と感じるなら、差し替えを依頼しましょう。

不動産会社が積極的かつ、広範囲の購入希望者に向けて売却活動を行っていると、より短期間で戸建て住宅は売却しやすくなります。

媒介契約の種類を変える

媒介契約の種類によって不動産会社が行う売却活動の範囲や、活動の報告義務の回数などは異なります。素早く売りたいなら、不動産会社1社のみと契約する専任媒介契約や専属専任媒介契約がおすすめです。

一般媒介契約は複数の不動産会社と契約でき、個人でも売主を見つけて直接契約できます。しかし、不動産会社には売却活動の報告義務がなく、不動産情報サイトのレインズへの登録義務もありません。

そのため、売却活動が十分に、広範囲で行われているかどうかがわからないため、活動内容の報告を受けられる専任媒介契約か専属専任媒介契約を選んだほうが、売却活動はスムーズに進めやすいでしょう。

戸建てがなかなか売れない時の対処法

戸建て住宅は売り出したからといって、すぐに売却できるとは限りません。場合によっては売り出してから、長期間売れ残ってしまうこともあります。

  • 買取に出す
  • 契約する不動産会社を変更する
  • 価格を下げる

戸建て住宅がなかなか売れない場合は対処法を考え、少しでも早く売れるように工夫して売却活動に臨みましょう。

買取に出す

売却スピードを重視したいなら、不動産会社による買取がおすすめです。仲介による売却では不動産会社が個人の買主を探し、交渉して契約となりますが、買取の場合は不動産会社自体が買主になるため、業者との交渉、契約のみで売却できます。

そのため、双方合意の点で契約が決まるなら、素早く戸建て住宅を売ることができ、早いと1週間程度で売れることもあります。

ただし、買取の場合は仲介よりも売却価格が下がりやすいです。買取では仲介による売却相場の7~9割程度になることが多いため、あくまでも売却価格よりも売却スピードを重視したい人に向いた売却方法です。

契約する不動産会社を変更する

不動産会社によって売却活動を熱心に行ってくれるか、買主を素早く見つけられるかは異なります。そのため、売却期間が長引いているなら、媒介契約を結ぶ不動産会社を変更し、別の業者に売却を依頼しましょう。

媒介契約は種類によって契約期間が決まっていますが、基本的には3ヶ月契約です。そのため、契約満了のタイミングなら、スムーズに別の不動産会社に切り替えることができます。

同じ不動産会社を利用し続けても、売れるとは限らないため、時間がかかりすぎていると感じるなら別の不動産会社の利用を検討しましょう。

価格を下げる

戸建て住宅が売れない理由としては、売り出し価格が相場よりも高すぎることが考えられます。自身の希望価格を優先して高値に設定していると買い手はつきづらいため、購入希望者が現れないなら売り出し価格の値下げを検討しましょう。

値下げをする場合は、いくらまで下げるのか、いつ下げるのかを考えておくことが大切です。売れないからといってずるずる金額を下げ続けると、売却した際の利益が少なくなり、場合によって損をすることもあります。

上手に値下げをするには、売却開始前に、いつまでに売れなければ値下げをするのか、タイムリミットを決めておくことがおすすめです。また、売却には費用がかかるため、コストも計算した上で、損をしない範囲での値下げを行いましょう。

戸建て売却にかかる費用

戸建て住宅の売却にかかる費用は、次のものがあげられます。

費用の種類内訳
必ずかかるもの
  • 仲介手数料
  • 印紙税
  • 登記費用
場合によってかかるもの
  • 譲渡所得税
  • 住民税
  • 測量費用
  • 住宅ローンの一括返済手数料

不動産会社に仲介を依頼して不動産を売る際には、仲介手数料がかかります。買取や個人間売買の場合はかかりませんが、基本的には仲介で売ることが多いため、手数料はほぼ必須の費用と考えましょう。

印紙税は売買契約書に貼り付ける収入印紙の費用であり、これも必ずかかります。売却時に住宅ローンを完済する場合は、抵当権抹消のための登記費用がかかり、費用は不動産1件に対して1,000円です。

譲渡所得税や住民税は、売却によって利益が出た場合にかかります。売却価格から不動産の取得費や売却にかかった費用を差し引き、プラスが出ていないなら各種税金は非課税です。

戸建て住宅を売る場合で、土地の境界が確定していないなら事前に測量をしなければなりません。測量をせずに売ると、隣地の所有者とトラブルになる可能性があるため、境界が未確定の場合は必ず行いましょう。

売却にともない住宅ローンを繰り上げて一括返済する際には手数料がかかることがあります。手数料は金融機関によって異なり、数千円から数万円かかることもありますが、一部の金融機関では無料となることもあります。

戸建売却期間は行う準備や価格・仲介する不動産会社によって変わる

戸建て住宅の売却期間は、事前に行う準備や売り出し価格、仲介を依頼する不動産会社など、さまざまな条件によって異なります。売却活動への取り組み次第では、平均よりも短期間で売れることもありますが、1年以上の長期間かかるケースもあることは理解しておきましょう。

素早く売るためには事前の準備を念入りに行うことが大切であり、信頼できる不動産会社を見つけられるかどうかも重要です。売却活動を積極的に行ってもらうためにも、媒介契約を結ぶ不動産会社は複数社で比較し、条件のよい業者と契約して、戸建て住宅の売却をスムーズに行いましょう。

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