空き家の放置で起きる問題とは?対策をして資産化を目指そう

空き家を所有している場合、放置しすぎるとさまざまなトラブルが生じます。トラブルには金銭的な問題を含む場合もあるでしょう。この記事では空き家の放置で起きる問題について解説します。
どのような対策をすればよいか、また資産化するための方法についても紹介しますので参考にしてください。

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空き家の放置で起きる6つの問題

空き家を放置しているとさまざまな問題が起こることが予想されます。空き家の放置で起きる問題点を6つ解説します。

継続した維持費の出費

放置していても空き家を維持するための費用はかかります。利用していない状態でも必要となるのが固定資産税・保険料・光熱費の基本料金です。ひとつひとつは少額でも合算するとかなりの金額になることもあるでしょう。
住んでいない家にコストがかかり続けることはストレスにもなります。とはいえ税金や保険料を滞納するとトラブルが起こる可能性が高いため支払い続けるしかない状況になるといえるでしょう。

築年数や経年劣化で空き家の資産価値低下

住宅は誰も住まなくなると急激に老朽化が進む傾向になります。これは換気や修繕の周期が関係していると考えましょう。近隣にある場合には定期的に換気に行ったりメンテナンスをしたりするとよいでしょう。
一度老朽化してしまうと元通りにするためにはかなりの費用がかかります。解体するにしても費用がかかるためいずれも費用が必要です。
戸建ての資産価値は築年数を重ねるごとに低下します。新築から10年間は急激に資産価値が低下し、10年でほぼ半分になります。築15年あたりからは価値の低下はゆるやかになりますが築20年以降はほぼ横ばいです。
これが空き家となるとさらに資産価値の低下スピードが早まる点を理解しておきましょう。

空き家の倒壊や害虫発生で近所からクレーム

老朽化が進んだ空き家には倒壊の危険性が生じる可能性が高まります。もしも倒壊してケガ人が出てしまうと損害賠償を請求されることもあることは理解しておきましょう。倒壊では周辺住民にも迷惑をかけることがあります。
倒壊だけでなく雑草の手入れなどをしていないと害虫が大量発生することもあるでしょう。害虫が近隣の洗濯物などに影響を与えるようになるとクレームが入ることもあります。周囲の景観を乱すことにもなり問題視されてしまうこともあるでしょう。

周辺の治安悪化につながる

空き家の放置で心配されるのが治安の悪化です。誰も管理していない建物には不審者が住みついてしまう可能性も考慮しておきましょう。近隣との関係性が薄かった場合には不審者なのか家の関係者なのか判断がつかず放置されてしまうこともあります。
不審者を放置することは近隣住民を危険にさらすことにつながると考えましょう。近隣住民に不安な思いをさせないためにも定期的な確認は必要です。
さらに枯れ草が溜まったりや不法投棄などが行われたりすると放火の危険性も高まります。景観を乱すだけでなく火事の危険性が出てくると近隣からクレームが入ることもあるでしょう。

特定空き家の指定で税金のアップや強制解体

空き家を放置しているとさまざまな問題が発生することを解説してきました。なかでも税金に関連した問題では所有している空き家が特定空き家に指定された場合です。
通常の空き家と比較して特定空き家は固定資産税の軽減措置が適用されなくなります。そのため最大で土地部分の固定資産税が6倍になる可能性があるのです。都市計画税についても最大で3倍になる可能性があります。
特定空き家に指定されるチェックポイントは次のとおりです。

  • 倒壊の危険性がある
  • 衛生上有害となる恐れがある
  • 周囲の景観を損なう恐れがある
  • そのほかに周囲の生活環境に悪影響を与える可能性がある状態

このような場合には国から特定空き家に指定される可能性が高まります。特定空き家は平成26年11月に新しく制定された空家対策特別措置法により指定されることが定まったものです。
法律で定められている以上、行政から指導が入った場合にこれを無視していると強制解体が執行されることもあります。解体にかかった費用は所有者に請求されるため注意が必要です。

空き家がある地域の衰退

個人的な問題とは離れますが空家問題は現在、社会問題にもなっています。空き家が増えることで社会的にどのような問題が生じるのでしょうか。
具体的には空き家が増えることで自治体が衰退していくという点があげられます。空き家が増えると新しい人が引っ越してこないため住民税などの税収入も増えることがありません。一般的には空き家率が30%を超えると自治体財政が破綻するといわれています。
人口が減ることで打撃を受けるのは自治体だけではありません。商業施設も利用者が減ることで利益を得ることが難しくなり最終的には破綻してしまう可能性が高まります。
このように個人にも問題が生じる空き家ですが、空き家が増えていくことで社会にも大きな影響があることも理解しておくことが大切です。

放置している空き家を売却して資産化

空き家は放置していてもなんの利益も生み出しません。空き家は資産化しなければコストがかかる一方です。資産化するには売却するという方法もひとつと考えてみましょう。放置している空き家を売却して資産化する方法を解説します。

空き家を売却する基本の手順

空き家を売却するには不動産会社に仲介を依頼するのが一般的です。仲介で空き家を売却するための手順は次のとおりになります。

  • 無料査定を複数社に依頼する
  • 査定価格を参考に不動産会社を決定
  • 媒介契約を結ぶ
  • 売却活動を行う(内覧会や広告宣伝)
  • 買主がみつかったら売買契約を結ぶ
  • 買主に引き渡しを行う
  • 翌年2〜3月に確定申告を行う

空き家の売却はおおよそこのような手順で売却を行います。翌年の確定申告を忘れないようにしましょう。

空き家の売却方法は3つのパターンを検討

空き家の売却方法には3つのパターンがあります。それぞれについて具体的に解説しておきましょう。
まずは普通に中古物件として売り出す方法です。空き家といってもさほど築年数が経過しておらず外観的にも問題がない場合や人気エリアにある場合などはそのまま中古物件として売却することが可能になります。
中古物件で売り出す場合にはそのままの状態で売却できるため余計な費用がかからない点がメリットです。ハウスクリーニングや外回りの掃除程度は必要になるでしょう。ただ解体やリフォームまでする必要がないため大きなお金を用意しなくてすむ点がメリットです。
とはいえ中古物件の売却はなかなか難しいというケースもあります。かなりの人気エリアであったり資産価値の高い物件であったりすれば早めに売却できるでしょう。そうでない場合は売却までかなり時間がかかる可能性がある点がデメリットと考えておくことが必要です。
空き家付きの土地として売却するという方法もあります。築年数が経過した空き家の場合は空き家を売却するというよりも土地の売却をメインに考えるとよいでしょう。土地メインの売却にするポイントは空き家に人が住める状態かどうかという点です。
古屋付き不動産という名称で売りに出すことで解体費用を節約することができます。家の解体は最低でも100万円かかるとされています。これを節約できる点は大きなメリットです。
さらに家を解体すると固定資産税が6倍になる可能性があります。家が建っている土地は固定資産税の軽減措置で税額を6分の1にしてもらえますが、建物がなくなると軽減措置の対象外になるのです。そのため税額が一気に跳ね上がります。
メリットがある一方でデメリットとしては売れにくいという点があげられるでしょう。築年数が経過して人が住めない状態の空き家が付いている土地を進んで購入する人は少ないと考えたほうがよいでしょう。
なぜなら購入してから土地活用するためにはまず空き家を解体する必要があるからです。解体費用をかけてでも欲しいと思える土地であれば購入することはあるでしょう。ただ大半の場合が解体費用分の値下げを交渉されると考えておくことが大切です。
さらに空き家付きの状態で売却した場合、売却後に契約不適合責任を問われる可能性がある点もデメリットになります。契約不適合責任は売却後に不動産に不具合があった場合、売主に対して問われる責任です。
不適合や不具合を知っていたにもかかわらず売却の際に通告していなかった場合には賠償請求や修繕費用などを請求される可能性があります。
こうした責任を回避するためには空き家を解体して更地にして土地として売却するという方法があるでしょう。この場合は家付きよりも売れやすくなる点がメリットです。ただしデメリットとしては解体費用を負担しなければならない点があげられます。

放置している空き家の価値は一括査定で調べる

空き家の売却を検討している場合は、まず所有してる空き家の相場を把握することが必要です。相場を確認するためには一括査定サイトの利用がおすすめです。一括査定サイトは無料で同時に複数の不動産会社に査定を依頼することが可能な点が魅力になります。
遠方にいてもネット上で査定を依頼できるので利便性も高いといえるでしょう。おすすめはすまいステップの一括査定サイトです。
すまいステップは独自の基準で全国の優良不動産会社を厳選して登録しています。そのため安心して利用することが可能です。一度に4社に無料査定を依頼できるため相場の把握にも便利に活用することができるでしょう。

空き家の売却には自治体の補助金を活用

空き家問題は自治体にとっても大きな問題です。そのため自治体によってはさまざまな対策をとっているところもあります。なかでも解体やリフォーム・整理などに補助金が出る自治体がある点は注目したいポイントです。
具体的な補助金制度については自治体によって異なるため最新情報は空き家があるエリアの自治体のホームページなどで確認してみましょう。

空き家バンクへの登録で情報発信の幅を拡大

空き家を売却する場合、空き家バンクに登録するというのもひとつの方法です。空き家バンクとは自治体が主導で運営しているサービスになります。空き家を所有している人が空き家バンクに情報を登録することでその情報を多くの人が閲覧できるようになる点が特徴です。
空き家を賃貸にしたい場合にも利用する人が多いのも特徴となります。空き家バンクを活用すればより多くの人に自分が所有している不動産の情報を閲覧してもらうことができるでしょう。空き家を求めている人が閲覧する可能性が高いため成約率も高いと考えられます。
ただし空き家バンクを活用して売却する場合には個人間で直接交渉する必要があるためトラブルに発展する可能性も考慮しておく必要があるでしょう。自治体によってはトラブル回避のため売却となった場合には地域の業者に仲介に入ってもらうようにしているところもあります。

買主が見つからない空き家は不動産業者の買取

空き家の売却の基本は仲介での売却です。不動産会社と媒介契約を結んで売却活動を行うことで空き家の売却を進めていきます。ただ仲介での売却ではなかなか売れないケースもあるでしょう。売れない期間はこれまでと同様に空き家の管理をし続ける必要があります。
税金の支払いももちろん発生します。できるだけ早く売却したい場合には買取を利用するというのもひとつの方法です。買取では一般から買主を探すのではなく不動産会社が売主から直接空き家を買い取る方法になります。
メリットは短期間で空き家を資産化できる点です。最短で1週間あれば手続きが完了することもあります。ただし買取の場合は仲介よりも1〜3割ほど売却価格が安くなる点はデメリットです。
買取の場合には仲介手数料がかからないため節約はできます。ただ売却価格自体が安くなってしまってはあまり意味がないともいえるでしょう。価格が安くなっても短期間で売却したいという人には買取が向いているといえます。

放置している空き家の3つの活用方法

売却せずに放置している空き家を活用するということも考えてみましょう。空き家の活用方法を3種類紹介します。

賃貸物件にして家賃収入

人が住める状態の空き家であれば賃貸物件にして家賃収入を得るという活用方法があります。空き家を所有し続けるという点では、税金の支払いや修繕費用の負担などは変わりありません。ただし、空き家の状態にしておくよりも老朽化はしにくくなるでしょう。
さらに空き家を管理する手間を省くことも可能です。家賃収入は毎月安定して入ってくるためそこから税金にかかる費用や修繕費用をためていくことができれば賃貸物件としての活用は資産を生み出す方法になるといえるでしょう。

レンタルスペースとして貸し出し

空き家をレンタルスペースとして活用するというのもひとつの方法です。誰でも簡単に利用できる空間を提供することで利用者のアイデア次第でさまざまな活用方法が生まれています。
たとえば数日間のハンドメイドイベントを開催するなどの方法がひとつです。個人で作品を作成して販売したいけれど店舗を構えるまでには至らないという作家は多くいます。そうした人たちが共同でスペースを借りてイベントを開催するのです。
負担も少なく自分の作品を公開して販売できるチャンスを得られるため多くの利用者がいるのが現状になります。購入者も店舗よりも立ち寄りやすく一度にたくさんの作品をみることができるという点でメリットが大きいといえるでしょう。
子ども会など地域のイベントに利用するというのもひとつです。地域のために貢献できるという点でもメリットは大きいでしょう。自治会の集まりや老人会なども考慮してバリアフリーなど多少のリノベーションを行っておくのもおすすめです。

将来の資産化に民泊

民泊の流行で空き家を民泊用の施設として利用する人の増えています。ただしコロナ禍において需要が減少傾向にあるのも事実です。資産化するために施設を作ったけれども現状ではあまり活用できていないという人もいるでしょう。
ただし長い目でみて将来的に観光需要がゼロになるとは考えにくく、コロナ禍が収束してからの資産価値としては期待が持てる活用方法であるといえるでしょう。

空き家の放置を解決するポイント

空き家を放置しているとさまざまな問題が生じるということについて解説してきました。空き家問題を解決するにはどのような手段を取るべきなのでしょうか。空き家の放置問題を解決するためのポイントについて解説します。

空き家の管理を専門業者に委託

空き家が遠方にある場合、定期的なメンテナンスが難しいという人もいるでしょう。こうした場合には管理委託業社にメンテナンスを依頼するという方法もあります。
専門業者に定期的なメンテナンスを委託しておけば自分は放置していても業者がしっかりと管理してくれるため特定空き家の問題などは回避することができるでしょう。
もちろん費用はかかりますが、自分が時間と交通費をかけて現地に出向くことを考えれば、簡単な掃除もしてもらえて空き家問題からも少し解放されるため利用価値は高いといえます。

専門家に空き家の扱いの相談

空き家問題で悩んでいる場合には専門家に相談して自分にとって1番良い方法を探すというのもひとつです。空き家問題に取り組むNPO法人が無料で相談を受け付けていることもあります。
自分だけでは専門的な知識もなくどのように対処すればよいかわからないことも多いでしょう。無料で相談できるのであれば一度、気軽に利用してみるのも将来的には大切なことになるはずです。
空き家は放置していても問題こそ起きても利益は生まないことをよく理解して行動することも大切になります。

空き家の放置はデメリットしかないため早めの対処

ここまでみてきたように空き家の放置ではさまざまなトラブルが起こる可能性があります。場合によっては大きなお金を支払う必要が出てくることもあるでしょう。とくに遠方にある物件の場合は普段目につかないため放置しがちです。
目につかないから放置してよいかというとそれは問題です。目につかないからこそ定期的にメンテナンスをしておかなければ倒壊や治安悪化などで近隣住民に迷惑をかけることになりかねません。
こうなるとクレームだけの問題ではなくなる可能性もあります。場合によっては損害賠償請求をされてしまうこともあるでしょう。もしも倒壊して誰かにけがを追わせてしまえば大変なことになります。
このように空き家の放置はデメリットしかありません。利益を生み出すどころか損失を生み出す対象であるということを理解しておきましょう。
空き家の放置で問題を起こさないためにもできるだけ早めの対処をする必要があります。空き家を今後活用することがないのであれば売却もひとつの方法です。売却してしまえば将来的に空き家問題で悩むことも無くなります。
売却を行う場合にはしっかりと査定を受けて相場を把握してから売却活動を行いましょう。相場の確認には一括査定サイトの利用がおすすめです。一度情報を入力することで同時に複数社に査定を依頼することが可能になります。
すまいステップは独自の基準で全国の優良な不動産会社とのみ提携しているため安心して利用することが可能です。

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