不動産の売却相場を調べる方法とエリア別種別ごとの相場を紹介!

不動産の売却を検討している場合、できるだけ高く売りたいと希望する人が大半でしょう。不動産を高く売却するためにはまず適切な相場をつかむことが大切です。
特に、はじめて不動産を売却する場合には、不動産の価値をよく理解できていない人が大半です。そのため何から行えばよいかもわからず、やみくもにいろいろなサイトを調べて混乱してしまうこともあるでしょう。多くの情報が飛び交うなかで適切な情報をつかむために、ポイントをおさえましょう。
この記事では不動産の売却相場を調べる方法とエリア別、種別ごとの相場について解説します。

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不動産売却相場を知る必要性

不動産の売却を検討しはじめたらまず価格を決める必要があります。とはいえ自分が売却する不動産をいくらで売ればよいか判断するのが難しいと考える人が多いでしょう。どんな商品にも価格があるように不動産も売却価格を決めなければ売却活動をスタートすることはできません。
そこでまずは不動産の売却相場を調べることが大切になってきます。不動産は高額な買い物です。そのため購入する側もしっかりと周辺不動産の相場を調べてから購入を決定します。さらにできるだけ安くてよい物件を購入したいというのが購入側の希望でしょう。
つまり不動産の価格は相場よりも高く設定してしまうと売却できない可能性が高くなるということです。だからといってあまりに安い価格で売り出してしまうと損をしてしまうこともあります。
相場を知って適正な価格で売り出すことが不動産を早く売却することにつながる点をよく理解しておきましょう。さらにもう1点注意しておきたいのが不動産会社や仲介業者の選び方です。
通常、不動産の売却では不動産会社または仲介業者が不動産の査定をしてくれるため自分で相場を調べるということはないでしょう。ただ残念なことになかには悪徳な業者もいるため業者の言い値で売却価格を設定してしまうと損をしてしまうこともあります。
そのためまずは自分である程度の相場について調べておくことが大切です。

不動産売却相場の調べ方6つ

不動産売却の相場を調べることが大切と解説しました。しかし、いきなり相場を調べるといってもどのようにすればよいかわからないという人が多いでしょう。相場を調べる方法にはいくつかあります。不動産売却相場の調べ方について6つ紹介します。

不動産物件情報サイト

不動産売却価格の相場を手軽に調べたい場合には不動産物件情報サイトの活用がおすすめです。不動産物件サイトに現在売り出し中の物件情報が掲載されています。自分が売却したいと考えている不動産に似た物件がいくらで売り出されているかを調べることが可能です。
似たような条件としておさえておきたいのは次の項目になります。

  • 最寄駅
  • 最寄駅からの距離
  • 広さ
  • 築年数
  • 間取り

ほとんどの条件がそろえば問題ありませんが、そのような物件はなかなかないでしょう。気をつけたいのは広さです。広さが異なるとほかの条件が異なっているのとでは物件価格が大きく変動することがあります。

レインズ・マーケット・インフォメーション

レインズ・マーケット・インフォメーションは、国土交通大臣が指定した不動産流通機構が運営している不動産価格取引価格の情報提供サイトです。4つの指定流通機構で構成されたサイトであるため信頼性の高い情報を得ることができる点が特徴になります。
利用方法はサイトのトップページから必要な情報を入力します。売却したい不動産の関連情報を入力する実際の成約価格をベースとした参考売却価格を確認することが可能です。
その後、最寄駅や間取り、築年数、土地面積などを入力します。この段階で直近1年間のグラフや売却の相場が表示されるため参考にしましょう。
過去の取引を参考にして算出される売却価格ではありますが、実際の不動産査定などでも過去の取引事例を活用することが多くあります。これは取引事例法でも定められていることです。

土地総合情報システム

国土交通省が運営する土地総合情報システムを利用するのもひとつの方法です。土地総合情報システムのなかの不動産取引価格情報検索を利用することでマンション、戸建て、土地の過去の取引価格を検索することができます。
まずは物件種別と地域を選択します。過去の取引データをみることができるという点ではレインズ・マーケット・インフォメーションと同様ですが、異なる点は土地のみの取引価格が調べられるという点です。築年数が古い家を所有しているため土地価格のみを知りたい場合にも便利なサイトになります。
実際に成約をした人へのアンケートをデータベース化したものであるためリアルな取引価格を確認したい場合にはとくにおすすめの方法になります。

価格天気図

価格天気図は、株式会社東京カンテイが月1で公開しています。前の月から現在にかけて行われた不動産取引価格の推移を都道府県別に表示しています。天気図のようにマークで表示されていることから価格天気図と呼ばれています。
全国の中古マンションの価格動向をマークで表現している点が特徴です。晴れマークの部分は価格が上昇、曇りマークは価格停滞、雨マークは価格下落を表しています。
家の正確な相場価格を知りたいという場合には少し物足りない部分もあるかもしれません。ただ、今後の不動産価格を予測するため多くのデータを収集したい不動産投資家にはおすすめのサイトになります。

不動産一括査定サイト

不動産の売却を本格的に考えていて査定まで依頼したい場合には不動産一括査定サイトの利用がおすすめです。不動産一括査定サイトは、全国の不動産会社にサイト上で一括で査定を依頼することができる点が特徴になります。
自宅にいながら気軽に一度に複数の不動産会社に査定を依頼できる点が魅力ともいえます。オンライン上で完全に無料で利用でき、複数社に出向く手間が省ける点では利用するメリットが大きいでしょう。
ただし、査定を依頼した不動産会社からの電話やメールの対応をしなくてはならない点は理解しておきましょう。本格的な売却を検討している際には便利に活用できるサイトであるため賢く利用することをおすすめします。

土地の売却相場の調べ方

不動産のなかでも土地だけを売却したいという人もいるでしょう。土地の売却相場を調べる方法にもいくつか種類があります。土地の売却相場の調べ方について解説します。

公示価格

土地の売却相場を調べる方法のひとつめは地価公示価格から調べる方法です。国土交通省・土地鑑定委員会が査定して算出した土地の正常な価格を調べることができます。
標準地・基準地検索システムにアクセスして調べたい都道府県を選択します。検索条件の入力画面が表示されたら調べたい条件を入力して検索をかけましょう。
おおよその目安としては実勢価格は地価公示価格の1.1倍程度とされています。土地の相場観はこれを参考にして認識しておくとよいでしょう。売却したり土地の周辺エリアの地価公示価格が1平方メートルあたり20万円の場合、土地面積が300平方メートルだったとすると相場観は次のようになります。
20万円×150平方メートル×1.1倍=3,300万円

固定資産税評価額

固定資産税評価額は自治体から毎年送付されてくる納税通知書の課税明細に記載されている項目です。不動産に課される固定資産税を計算する際の基準になる土地価格になります。
この価格は相場よりも低く設定されている点を理解しておきましょう。相場を算出するには「固定資産税評価額÷0.7」の計算式を用いるとよいとされています。

路線価

路線価は地域の道路に面する宅地1平方メートルあたりの価格について毎年国税庁が発表しているものです。毎年7月に1月1日時点の路線価が発表されます。
主に相続税などの計算で地価を評価する際に利用されるもので道路ごとに標準的な土地の平米単価が1,000円単位で記載されているのが特徴です。土地が面している道路に書かれた金額に土地面積を乗ずることで価格を計算することができます。
ただし2つ以上の道路に面した土地や特殊な形をした土地については計算方法が異なる点には注意が必要です。
路線価は公示地価の8割程度を目安に国税庁が価格を設定しています。

不動産の売却価格を決める要素

不動産の売却価格を決定するにはいくつかの要素をおさえる必要があります。売り出し価格を詳細に決めるためには売却価格を左右する要素をしっかりと理解しておきましょう。不動産の売却価格を決める要素について解説します。

不動産の広さ

不動産は面積が広ければ広いほど売却相場が高額になることが一般的です。ただしただ広ければよいという訳ではありません。エリアニーズにあった広さであるかどうかも重要なポイントになります。
広ければそれだけ価格が上がりますが、狭いと再建築する場合に制限を受けやすいという点で価格が下がりやすい点は理解しておきましょう。

エリア

不動産があるエリアも相場価格を決定するための大切な要素です。エリアとは行政区と考えてもよいでしょう。一般的には市区町村の単位で考えましょう。エリアによって不動産の価格は変動します。さらに都市によっても価格が変動することも理解しておきましょう。
利便性の高いエリアにある不動産は必然的に価格も高額になります。

交通の便

不動産価格を決める際にはエリアも重要なポイントになります。たとえば最寄駅からの距離などもそのひとつです。駅から近いほど相場は高額になります。また多くの沿線が乗り入れている駅の近くであればさらに相場が高くなる可能性は高くなります。
駅だけでなくバス停が近いなども重要な要素です。地域によって車の所有率が高い場合には駐車場があるかどうかや近隣に安く借りられる駐車場があるかも大切な要素になります。

築年数

戸建てやマンションの場合には築年数も重要な要素になります。基本的には5年単位で区切るとよいでしょう。一般的には不動産の築年数が古ければ古いほど相場も下落するのが特徴です。築10年までは相場の下落スピードが早いと覚えておきましょう。
築年数が10年になるまでに一般的には新築の半分まで相場が下落します。築年数が1年違うだけで物件価格は大きく変動する点は理解しておきましょう。築年数10年未満の不動産を売却した場合にはできるだけ早めに決断することもひとつです。
築年数20年までの相場は下落スピードが緩やかになります。目安としては築15年の時点で新築価格の3割、築20年で2割程度まで価格が下落するとされています。
木造建築の戸建てでは築22年と定められており、築20年時点でほぼ価値がなくなるという点にも留意しておきましょう。

設備

戸建てやマンションの場合は広さが同じでも設備のグレードによって価格が変動します。キッチン・お風呂・洗面台・トイレなどの状態がどうかも重要な要素です。とくに水回りのグレードが重要視される点は覚えておきましょう。

土地の形

売却した不動産が土地の場合には土地の形も価格を決めるための要素となります。広くて使いやすい形の土地は価格が高くなるでしょう。逆に狭い土地の場合には建築基準法の関係で再建設する際に制限が出る可能性があり相場が下がることが多くあります。
土地は整形地か不整形地かで同じ広さでも価格が変動するだけでなく、角地であるか旗竿地であるかでも価格が変動します。

参考:不動産価格の動向~コロナやオリンピック延期の影響を解説~

不動産種別ごとの相場

不動産の売却相場は種別でも異なります。戸建て、マンション、土地それぞれの相場について解説します。

戸建ての相場

戸建ての買取価格相場について解説します。ここに掲載している相場は不動産取引価格情報に掲載されている情報をもとに算出しました。戸建ての買取相場はエリアや築年数などによっても大きく変動する点が特徴です。ここではエリア別の相場を記載します。

エリア買取相場
東京4,510万円
神奈川3,558万円
千葉2,411万円
埼玉2,460万円
大阪2,097万円
兵庫2,426万円
京都2,661万円
奈良1,611万円

戸建ての場合は築10年の間に価格が急速に下落します。10年をすぎて20年までは緩やかに下落して20年で下げ止まりになるといえるでしょう。

マンションの相場

マンションの買取価格相場について解説します。戸建てと同様に不動産取引価格情報に掲載されている情報をもとに算出しています。マンションの場合は広さや築年数などによって価格が大きく変動する点が特徴です。ここではエリア別の相場を記載します。

エリア買取相場
東京2,413万円
神奈川1,714万円
千葉1,323万円
埼玉1,376万円
大阪2,446万円
兵庫2,130万円
京都2,143万円

マンションの買取相場は築年数が大きく影響します。戸建てとは異なり一定のスピードで相場が下がっていくのが特徴です。築20年で新築時の約50%、築35年で約30%程度が相場となるとされています。

土地の相場

土地の買取価格相場について解説します。戸建てやマンションと同様に不動産取引価格情報に掲載されている情報をもとに算出しています。土地の場合は広さや形、周辺環境などが価格に大きく影響する点が特徴です。ここではエリア別の相場について記載します。

エリア買取相場
東京4,866万円
埼玉1,722万円
千葉1,639万円
神奈川2,433万円
大阪2,319万円
兵庫1,834万円
京都2,435万円

土地の買取相場は整形、不整形で大きく価格が変動します。広ければ広いほど価格が高くなるのも特徴のひとつです。狭い土地の場合は再建築する際に建築基準法で制限がかけられる可能性が高くなるため価格が下がりやすくなります。

不動産売却相場を調べるときの注意点

戸建てやマンションなどを売却する場合、いくらで売れるかを調べることからスタートします。最終的には不動産会社に査定してもらうことが通常ですが、不動産会社に査定依頼する前に自分で調べることも大切です。
不動産売却の相場を自分で調べる場合にはいくつか注意しておかなければならない点があります。適正な相場を理解して販売価格を決めることが大切です。そのためにも不動産売却の相場は事前にしっかりと調べましょう。不動産売却相場を調べるときの注意点について解説します。

広さが異なる場合は単価で比較をする

自分で売却価格の相場を調べる際に物件情報サイトで似たような条件の物件と比較することがあるでしょう。その際、自分が売却したい不動産の条件に似た物件を探すのが通常です。ただし条件がほぼ同等の物件を探すのはなかなか難しいケースが大半となります。
とくに広さが異なる物件になるとほかの条件がほぼ同等であっても物件価格が大きく変動する点には注意が必要です。広さが異なる物件の価格を比較するのに利用できるのが平米単価と坪単価になります。
これらは物件の価格をその広さで割った金額のことです。1坪はおおよそ3.3平米になります。不動産業界ではよく使われる専門的な数値ですが自分で不動産価格を調べる際には覚えておくと便利な数値です。
坪あたりの単価で比較すれば対象となる不動産の数が増えるため相場を調べる際に活用してみましょう。

売り出し価格イコール売却価格ではない

不動産ポータルサイトには多数の売り出し中不動産が掲載されています。自分が売却したい不動産の条件と似ている物件があれば同等の価格で売れると考えるのが通常でしょう。ただし、ポータルサイトに掲載されている価格を参考にする際には注意が必要です。
ポータルサイトに掲載されている価格はあくまでも売主の希望価格です。売れた価格ではないためその点にはよく注意しておきましょう。売り出し価格と実際の売却価格はイコールではないということです。
実際の取引では売り出し価格に対して購入希望者から値下げの交渉がされることが多くあります。そのため実際の売り出し価格よりも成約価格が安くなることはよくあることです。
ポータルサイトに掲載されている価格を参考に自分の不動産の売却価格を決める場合には、その価格をうのみにせずに不動産取引価格情報検索などの実際の成約価格が記載されているサイトを参考にすることもおすすめです。

不動産の相場を調べてから複数の不動産会社に査定を依頼しよう

不動産の売却を検討している場合には、まず売却価格を考えるでしょう。できるだけ高額で売却したいと考えるのが通常です。これを実現するためには、適正な価格相場を把握することが大切になります。
不動産売却相場を調べる方法はいくつかあります。自分である程度の情報を収集しておくことが大切です。
多くの人が最終的に不動産会社や仲介業者に不動産の査定を依頼するでしょう。とはいえ不動産会社が提示した価格をうのみにすると損をしてしまうこともあります。
残念ながら業者のなかには悪徳な体質の企業もあります。こうした不動産会社に査定や売却を依頼してしまうと適正な価格で売却することができないケースもあるでしょう。
すまいステップでは独自の基準で全国の優良な不動産会社のみを登録している優良サイトです。一括査定システムでは物件の情報を入力するだけで一度に複数の不動産会社に査定を依頼することが可能となります。
事前に自分でも売却価格の相場を調べておくことで複数社からの査定額が届いた場合でもある程度絞り込むための基準とすることができるでしょう。
不動産の査定は複数社に依頼することが大切です。会社によって得意とする物件や査定方法が異なるため査定額に差が出ることもよくあります。1社のみの査定では相場を見誤ることもあるでしょう。複数社に依頼をすれば査定額のブレが少なくなるためより正確な相場を把握することが可能になります。
不動産の売却を検討しているならまずは自分で不動産の相場を調べてから信頼できる不動産会社に査定を依頼することをおすすめします。

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