家を売る最適なタイミングはいつ?11の時期を検討しよう

家がスムーズに売れるかどうかは、タイミングが重要です。自身にとって都合のよいタイミングかどうかだけではなく、購入希望者も買いやすいかどうかを考える必要があります。

どのようなタイミングなら売れやすいのかを知っておくことで、家は売却しやすくなります。家を売る適切なタイミングを知り、スムーズな売却を目指しましょう。

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家が売れやすい5つのタイミング

家が売れやすいタイミングは、次の5つがあげられます。

  • 新生活が始まる前の年度末
  • 近くで競合する物件がないタイミング
  • 購入希望者が節税対策できる築20年未満
  • 35年ローンが組める築年数
  • 金利が低いタイミング

これらのタイミングでは、購入希望者にメリットがあるため、家が売れやすくなります。どのようなことが購入希望者のメリットになるのかを知り、家を売り出すタイミングの参考にしましょう。

新生活が始まる前の年度末

家の購入需要が高まりやすいのは、新生活が始まる前の年度末の時期です。4月からの新生活に向けて、1~3月ごろに家を購入する人は増えやすいため、この時期に合わせて売り出しを開始することがおすすめです。

家の売り出しまでには1ヶ月程度時間がかかるため、年末時点から準備を始めておくと、スムーズに売却活動に臨みやすくなります。

また、秋口も異動が多く家の需要は増える傾向にあり、7~9月ごろも売却のタイミングとしては狙い目です。しかし、需要が増えやすいのは年度末であるため、秋口を過ぎているなら、新年度直前のタイミングを狙ったほうが、希望通りに家は売りやすいです。

近くで競合する物件がないタイミング

同時期に近隣で似た物件が売り出されているかどうかも、売却のしやすさに影響します。近くのエリアで競合する物件がないタイミングなら、購入希望者の目に留まりやすく、家は売れやすいです。

競合する物件とはエリアが近いだけではなく、売り出し価格や間取りなどの条件が近いものを指します。他の物件のほうが少しでも条件がよいと、そちらが先に売れやすくなり、自身の家は売れづらくなります。

特にマンションの場合は注意が必要であり、近隣だけではなく同じマンションで同時期に売り出しがないかも確認しておきましょう。同じマンションで売り出しがある場合は、金額だけではなく階数や面している方角、角部屋かどうかなどでも売れやすさに影響が出ます。

同時期に同じマンションで好条件の物件が売り出されている場合は、その部屋が売れるのを待ってから売却したほうが、競合が少ないためスムーズに売りやすいです。

購入希望者が節税対策できる築20年未満

築20年未満の物件なら、購入希望者が節税対策をしやすく、買い手がつきやすいです。住宅の購入にあたってできる節税対策としては、次のものがあげられます。

  • 住宅ローン控除
  • 登録免許税の軽減措置
  • 不動産取得税の軽減

住宅ローン控除と登録免許税の軽減措置は、原則築20年未満の住宅にのみ適用されます。耐火建築物の場合は築25年以内となりますが、築年数が経過しているとこれらが適用できず、税金が高くなる点は購入希望者にとってのデメリットです。

また、不動産を購入した際には不動産取得税を支払いますが、これも築年数によって控除額が異なります。築年数が浅い物件ほど控除額が大きく、税金は安くなります。

各種税負担が大きくなりやすく、ターニングポイントは築20年となることから、それまでに売却したほうが家は売れやすいです。

35年ローンが組める築年数

家を購入する際には住宅ローンを組む人が多く、長期ローンが組める築年数であるほうが、家は売れやすいです。中古住宅の購入でも住宅ローンは組めますが、築年数によって期間に制限が出ます。

詳細な制限は金融機関によって異なりますが、築15年以上だと35年の長期ローンが組みづらくなることは覚えておきましょう。つまり、築15年以内のタイミングで売却したほうが購入希望者は長期ローンを組みやすくなり、購入のハードルが下がるため売れやすくなります。

金利が低いタイミング

住宅ローンの金利も家が売れやすいかどうかに関係し、金利が低いタイミングほど購入のハードルは下がります。金利が高いと同じ金額を借り入れたとしても、最終的な返済額は増えます。

つまり、低金利のタイミングなら返済額の負担を抑えることができ、資金面での不安が縮小されるため、家が売れやすいです。

2021年現在においては、低金利の状況が続いているため、住宅ローンの返済額の面で見るなら、家が売れやすいタイミングといえます。金利はいつどのように変動するか予想できないため、低金利のうちに売却することがおすすめです。

損をしないで家を売る6つのタイミング

家を売る際には購入希望者にメリットがあるタイミングだけではなく、売主である自身にもメリットがあるかを考えることが大切です。

  • 家を所有している期間が5年を超えている
  • マンションは大規模修繕が行われる前
  • ライフイベントに合わせる
  • 家を相続してから3年10ヶ月以内
  • 空き家になるのなら1年以内
  • 財産分与をするなら離婚前

売るタイミング次第では、売却によって損をすることもあります。家を売って損をしないためにも、おすすめの6つのタイミングを参考にして、いつ売るかを考えていきましょう。

家を所有している期間が5年を超えている

家を売って利益が出ると、譲渡所得に対して税金がかかります。税金は所得税と住民税、復興特別所得税の3つであり、所有していた年数によって税率が異なります。

所有期間所得税(復興特別所得税を含む)住民税
短期譲渡所得30.63%9%
長期譲渡所得15.315%5%

所有期間が売却した年の1月1日時点で5年を超えているものが長期譲渡所得に、5年以下のものが短期譲渡所得です。長期と短期では税率が大きく異なるため、所有期間が5年を経過するかぎりぎりの場合は、長期譲渡所得になってから売却することがおすすめです。

また、譲渡所得の有無は、次の式で計算します。

  • 譲渡所得=売却価格-売却にかかった費用-不動産取得費

計算してプラスが出た場合のみ、課税対象です。売却しても譲渡所得が発生していないなら、税金はかかりません。そのため、売却による利益が見込めない場合は、税率が高い短期譲渡所得のうちに売却してしまっても問題はないでしょう。

マンションは大規模修繕が行われる前

マンションを売却するなら、大規模修繕が行われる前のタイミングがおすすめです。大規模修繕が実施されると、次の修繕に備えて新たに修繕積立金が必要となり、維持費が高くなりやすいです。

維持費が高い状態で所有し続けていると、ランニングコストがかさんで損をしやすくなります。ただし、大規模修繕が終了した後だと、マンションもきれいになっているため、購入希望者は現れやすいです。

大規模修繕が実施される直前だと、修繕が終わるまで待ちたいと考える購入希望者も増えるため注意しなければなりません。売却するなら修繕の直近ではなく、それよりも前のタイミングで売り出すことがおすすめです。

ライフイベントに合わせる

自身のライフイベントの変化に合わせて、家を売ることもおすすめです。例えば仕事で異動が決まったタイミングや結婚や出産によって家族が増えるとき、さらに子どもが独立するタイミングなどがあげられます。

また、定年退職して老後の住みやすさを考えたいときも、家を売って住み替えるタイミングといえるでしょう。ライフイベントの変化によって、どのような家が住みやすいかは違ってきます。

同じ家に住み続けると狭くて暮らしづらかったり、反対に広すぎて持て余してしまったりすることもあります。暮らしやすく、資金面や使用面での不安が出ないように、ライフイベントに合わせて最適な家に住み替えることがおすすめです。

家を相続してから3年10ヶ月以内

相続した家を売る場合は、相続してから3年10ヶ月以内のタイミングで売却することがおすすめです。3年10ヶ月以内に売ることで、相続税の一部を不動産取得費として計算できます。つまり、譲渡所得を減らすことができ、節税につながる点が魅力です。

相続税を取得費に加算するには、相続や遺贈によって取得した不動産を売ることに加えて、相続税を正しく納税しているなどの条件があります。また、相続開始の翌日から3年10ヶ月以内に売却しないと特例は適用されないため、各種条件を満たした上で、期間内の売却を目指しましょう。

空き家になるのなら1年以内

別の家に住んで空き家になる場合や両親から空き家を相続した場合は、1年以内に売却することがおすすめです。空き家のまま放置していると、特定空き家に認定される可能性があり、固定資産税が上がります。

特定空き家とは景観を損ねたり、倒壊の恐れがあって周囲への危険性が高かったりするものであり、行政によって認定されます。特定空き家の認定を受けると1年後の固定資産税の見直しで税金が高くなり、維持費が上がって損をしやすいです。

また、特定空き家のまま放置していると、罰金を科せられることもあります。家は所有しているだけでも費用がかかり、ペナルティが発生する危険性もあります。

放置し続けて荒れた家は、いざ売却しようと思っても買い手がつきづらいです。税金の増額によるランニングコストの増加や維持費の負担を減らし、確実に売却するためにも、空き家は取得してから1年以内に売ることがおすすめです。

財産分与をするなら離婚前

離婚時に家を売るなら、離婚前に売ったほうが財産分与がしやすくなります。家を持ったまま離婚すると、財産分与の際にどちらがいくら財産を取得するのかが複雑になりやすいです。

離婚前に売却するなら、売却によって得た現金を分与できるため、不動産をわけるよりもわかりやすくなります。また、離婚後に売る場合は、固定資産税をどちらが支払うかでもめたり、どちらかが住み続けるなら誰が税金を払うのかでもトラブルになることがあります。

離婚前に売ると財産分与がしやすくなり、余計なトラブルにも発展しづらいため、売却のタイミングとしては適しているでしょう。

希望するタイミングで家を売るための基礎知識

自身が希望するタイミングで家を売るには、売却についての基礎知識を身につけておく必要があります。売却のノウハウが理解できていると、希望するタイミングで売りやすいだけではなく、希望する条件での売却も叶えやすいです。

家を売って損や後悔をしないためにも、売却における基礎知識は細部まで理解しておきましょう。

家を売るために必要な手順

家を売るための手順は、次の通りです。

  1. 不動産会社から査定を受ける
  2. 不動産会社と媒介契約を結ぶ
  3. 売却活動を開始する
  4. 内覧対応をする
  5. 買主と売買契約を結ぶ
  6. 家を引き渡す

家を売るには、どれくらいの価格で売却できるかを知っておく必要があります。そのために行う手順が査定であり、査定額や会社の実績、担当者との相性などを参考にしながら、不動産会社と媒介契約を結びます。

媒介契約は不動産会社に仲介してもらい、不動産を売却するために必要な契約です。契約締結後に売却活動が開始となり、不動産会社に広告を出してもらったり、不動産ポータルサイトに物件情報を公開してもらったりします。

購入希望者が現れたら実際に家を見てもらう内覧を行い、気に入ったなら条件を交渉して売買契約を結びます。売買契約書に記載した内容で決済や引き渡しを行い、家の売却は完了です。引き渡しまでには引っ越しを済ませておき、スムーズに家を明け渡せるようにしておきましょう。

家を売るためにかかる期間

家の売却は早くて3ヶ月程度、長いと半年から1年程度かかることもあります。不動産会社から査定を受け、媒介契約を結ぶ業者を選定する時点で1~4週間程度かかります。

また、売却活動を開始してからもすぐに購入希望者が見つかるとは限らず、希望者が出てくるまでに数ヶ月かかることも多いです。家が売れるまでに行う内覧の件数は5~10件程度が相場であり、売買契約の締結までに1~3ヶ月かかると考えましょう。

契約締結後もすぐに引き渡しではなく、契約から1~2ヶ月後に引き渡しとなることが一般的です。家の売却には長い期間がかかるため、素早く売るには早めに準備して行動することが大切です。

家を売れやすくするコツ

家を素早く売却するには、不動産会社による査定を効率的に行うことが大切です。一括査定を活用することで、一度に複数社から査定を受けられ、売却までの時間短縮につながります。

すまいステップなら一度の物件情報の登録で、複数社から査定を受けられるため、契約する不動産会社を選定しやすいです。また、不動産会社を選ぶ際には、担当者との相性や査定額に明確な根拠を持って説明しているかなど、複数の観点から考える必要があります。

媒介契約には複数の種類がありますが、早く売りたいなら不動産会社が売却活動に力を入れてくれやすい専任媒介契約か専属専任媒介契約を選ぶとよいでしょう。

一定期間経っても売れない場合は、売り出し価格の値下げを検討することも大切です。3ヶ月経過しても買い手が見つからないなら、段階的に値下げをして、購入のハードルを下げてみることがおすすめです。

【Q&A】家を売るタイミングの不安

家を売るというイベントは、人生の中で何度も起きるものではありません。そのため、売却のタイミングについて不安を覚える人も多いです。

後悔なく売却を成功させるには、不安や疑問を取り除いてから売却活動に臨むことが大切です。Q&Aを参考にして、家を売るタイミングについての不安を解消しましょう。

コロナでどのような影響が出ているか

新型コロナウイルスの影響により、生活スタイルの変更を検討する人は多く、このタイミングで家の売却を考える人もいます。そのため、売り出されている家は増えている可能性があるため、競合物件がないかを調べておくことが大切です。

また、新型コロナウイルスがいつ収束するか不安を覚えて、購入を保留にする人がいることも覚えておきましょう。家を売るなら今後の不動産市場の動向に注目が必要です。

少しでも不安があるなら自己判断で売りに出さず、不動産会社の担当者とよく相談した上で、いつ売るべきかを考えていきましょう。

買取なら家をすぐに手放せるのか

不動産は仲介によって売却するだけではなく、不動産会社に買い取ってもらう買取という方法でも手放せます。買取は不動産会社から査定を受け、内容に合意できるなら売買契約を結び引き渡しとなるため、仲介よりも素早く売却できます。

仲介では3ヶ月から半年程度の期間がかかりますが、買取なら1ヶ月以内、早いと1週間程度で売却することも可能です。ただし、買取は不動産会社が買い取った後、リフォームをして再販することを前提にしているため、売却価格は下がります。

仲介で売る場合と比べると、買取は相場の70~90%程度になることが多いです。素早く売却するなら買取は適していますが、少しでも高値で売りたいなら仲介による売却がおすすめです。

家を最適なタイミングで売りに出そう

家を売るなら売主自身の都合と、購入希望者のメリットの両方を考えることが大切です。双方にメリットのあるタイミングで売り出すことによって、好条件で素早く売却しやすくなります。

家の売却はタイミング次第で失敗することもあり、売れ残るだけではなく売却できても損をすることも多いです。損や後悔をしないためにも、売却に適したタイミングを把握して、最適な時期に家を売りましょう。

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